「きみの鸟はうたえる」の三宅唱监督が、ほぼ演技経験のない10代の中高生たちとともに脚本や演出を考えながら撮影を重ねて完成させた青春映画。山口情报芸术センター「YCAM」が実施する映画制作プロジェクト「YCAM Film Factory」によって制作された。山口県山口市にあるアートセンターでおこなわれている「山口のDNA図鉴」というワークショップに进行役として参加している大学1年生の中园うめ。このワークショップでは、参加者が自分たちの暮らす街を歩きまわり、どんな植物が生えているのかを调べていき、采取した植物からDNAを抽出し図鉴を作成する。うめは中学3年生のタケとシュンとともに「新しい种」を求めて近くの森を探索していく。